リフォーム時の部分補強
00/02/02
改修 部分補強
家の改修の際に傷んでいる部分を交換したり、
現在の基準に合わせた部材を使用することによりかなりの補強になります。
「リフォームは耐震強化のチャンス!部分補強でマイホームの寿命を延ばす賢い方法」
リフォーム時の部分補強
「古くなったキッチンを新しくしたい」「床の汚れが気になる」。
リフォームを考えるきっかけは、こうした見た目や使い勝手の改善がほとんどかもしれません。
しかし、実はリフォームこそが「家の骨組みを強くする最大のチャンス」。
であることをご存知でしょうか?
壁を剥がし、床をめくる改修工事のタイミングで、傷んだ部材を最新の基準に合わせたものへ交換・補強することで、家の安全性は劇的に向上します。今回は、改修時にぜひ取り入れたい「部分補強」の具体的な内容を解説します。
1. 「ついで」の補強がなぜ重要なのか?
通常、耐震診断を受けて家全体を補強しようとすると、多額の費用がかかることがあります。しかし、特定の部屋を改修する際に行う「部分補強」なら、解体費用や仕上げ費用がリフォーム代に含まれているため、最小限の追加コストで構造を強化できます。
- 今の基準で作り直す安心感:
築年数が経過した家は、現在の建築基準法レベルの耐震性能を満たしていないケースが多いです。 - 見えないリスクの解消:
壁の中の湿気やシロアリ被害は、開けてみないと分かりません。改修は、これらを「治療」する絶好の機会です。
2. 具体的な補強のポイント
改修の際に注目すべき、代表的な補強箇所をまとめました。
① 金物の追加・交換(接合部の強化)
昔の木造住宅は、柱と梁が「ほぞ」だけで組まれていることが多いです。
- 最新の基準:
現在は地震で柱が抜けないよう、専用の「耐震金物(ホールダウン金物など)」で固定するのが常識です。 - 効果:
壁を解体した際にこれらを取り付ける。その結果、建物の粘り強さが格段にアップします。
② 構造用合板への貼り替え(壁の強化)
古い家の壁の中は、ただの筋交い(ななめの木材)だけだったり、石膏ボードだけだったりすることがあります。
- 最新の基準:
壁全体に「構造用合板」を隙間なく打ち付ける。その結果、面全体で地震の揺れを受け止める「耐力壁」へとアップグレードできます。
③ 床の剛性アップ(床の強化)
床の下地が弱っていると、家全体が歪みやすくなります。
- 最新の基準:
根太(ねだ)を補強し、厚みのある合板を敷き詰める。その結果、水平方向の揺れに対する抵抗力(水平剛性)を高めます。
④ 腐朽(ふきゅう)部材の交換
水回りのリフォームなどで特によく見られるのが、土台や柱の根元の腐食です。
- 対応:
傷んだ木材を新しい防腐・防蟻処理済みの部材に交換。最新の基準に適合した防腐剤を使用することで、その後数十年の安心を買うことができます。
3. 使用する「部材」も進化している
昔と今では、部材そのもののスペックが違います。
- 集成材や乾燥材:
昔の生木(なまき)と違い、乾燥が進んだ現代の部材は収縮や反りが少なく、強度が安定しています。 - 断熱材の更新:
補強に合わせて最新の断熱材(高性能グラスウールや断熱パネル)を充填する。
その結果、家の「強さ」だけでなく「快適さ」も向上します。
まとめ:賢いリフォームは「目に見えない場所」にお金をかける
リフォームはどうしてもキッチンや壁紙など、目に見える場所に目が行きがちです。
しかし、本当に家族を守ってくれるのは、壁の内側にある柱や金物、そしてしっかりとした土台です。
「せっかく壁を開けるのだから、今の基準で補強もしておきましょう」
この一言が、その結果、10年、20年後の家の価値を大きく左右します。
改修を検討されている方は、ぜひ「部分補強」をセットで考えてみてください。

土台補強
土台は構造材の中で最も低い位置にあり湿気やシロアリの被害を受けやすい状態です。
ゆえに耐久性のあるヒノキや防腐剤を浸透させたPG材などを使います。
土台の工事をする場合、上には壁や柱が乗っているので全部を取替える事は出来ません。
悪くなっている部分だけを入替たり添え木をして補強する方法をとります。

ネタ掛け
ネタ掛けはリフォーム工事で床を改修する場合に、高さの調節や補強の為に使用するものです。
土台や大引きに打ちつけて施工するので、耐久性のあるヒノキや松材を使用します。
十分乾燥させた材料を使用する事が望ましいです。
水分を含みしなっているや腐っているなどの状態が悪い場合は交換が必要です。

仕上げ材「合板フロアー(メーカー製造フローリング)」
ベニア板の表面に木目の薄板を貼ったもので、何層もの接着層で出来ています。
最も一般的に使用される材料ですが、接着材が使用されているため、
ホルムアルデヒドを微量含んでいます。
ただし現在では全てのメーカー商品がF☆☆☆☆に認定されていますので、
人体への影響は大きくありません。
湿気などの影響で痛んできた場合は、張替えもしくは上張りでの補強改修がひつようです。
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