Case施工事例

ブレーカーが落ちる原因

00/02/11

ブレーカーが落ちる原因
「電気の使いすぎ」なのですが、
使い過ぎといっても、
古い家の場合は「来ている電気の容量が、そもそも小さく作ってあり」
それに対して使い過ぎなので、決して贅沢をしている事ではありません。
昔と今ではエアコンなどの電化製品が増えて、基本的需要が増えています。
基本的な分で増えているので、少し使うとブレーカーが落ちます。

昔のままの容量で作ってある家は容量を増やせば問題解決です。

「電気の使いすぎ=贅沢や無駄遣い」と捉えられがちですが、実際には「住環境のスペックと現代の生活スタイルのミスマッチ」が原因であることがほとんどです。

なぜ古い家でブレーカーが落ちやすいのか、そしてどのように解決すべきか内容を深掘りして整理しました。


1. 「使いすぎ」ではなく「足りていない」という視点

古い家の場合、設計当時の「当たり前」が現代とは根本的に異なります。

  • 設計基準の差:
    30〜40年前は、一家に一台のテレビと冷蔵庫、照明があれば十分でした。現在は、各部屋にエアコンがあり、電子レンジ、炊飯器、食洗機、さらにはパソコンやスマホの充電など、「最低限必要な電力量(ベースロード)」が格段に上がっています。
  • 「同時使用」のハードル:
    昔は「ご飯を炊きながらドライヤーを使う」程度で落ちることは稀でしたが、現代の家電は一つ一つのパワーが強いため、普通に生活しているだけで契約アンペア数の限界に達してしまいます。

2. 知っておきたい「3つのブレーカー」と容量の関係

「容量を増やす」といっても、実は2つのパターンがあります。

ブレーカーの種類落ちる原因解決策
アンペアブレーカー家全体の合計使用量が契約(30Aなど)を超えた契約アンペア数の変更(電力会社への連絡)
安全ブレーカー特定の部屋(キッチンなど)で一度に使いすぎた専用回路の増設(電気工事店への依頼)
漏電ブレーカーどこかで電気が漏れている(故障など)点検・修理(至急の対応が必要)


ポイント:
契約アンペアを上げても、キッチンなどの特定の場所で落ちる場合は、その場所まで来ている「電線の細さ(回路)」がボトルネックになっています。

3. 根本解決へのステップ

古い家の容量不足を解消するには、以下のステップが有効です。

  1. 契約アンペアの見直し:
    まずは現在「30A」なら「40A〜50A」へ引き上げを検討します。スマートメーターが普及している現在、電話一本(設定変更のみ)で済むことも多いです。
  2. 幹線(引き込み線)の確認:
    家の中に引き込まれている電線自体が細い場合、契約を上げたくても物理的に不可能なことがあります。この場合は「幹線張り替え工事」が必要です。
  3. 専用コンセントの設置:
    エアコンや電子レンジなど、電気を大量に食う家電には、分電盤から直接線を引く「専用回路」を作ることで、他の部屋への影響を防げます。

まとめ:現代の「インフラ」としてアップデートを

古い家でブレーカーが落ちるのは、決して住んでいる人の不注意ではなく、建物のインフラが現代の基準に追いついていないだけです。

容量を増やすことは、単に便利になるだけでなく、無理な使用による発熱や火災のリスクを減らす「安全のための投資」でもあります。


「ブレーカーが落ちる」の原因について、イラストで説明してみました。
わかりにくいかな・・。。

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